NLP(神経言語プログラミング)の前提

NLPには、学ぶにあたって以下の13の前提があります。

(1)人は自分の地図(マップ)で反応していて、現実そのものに反応しているのではない
人は現実に反応するのではなく、自分の経験に照らし合わせて反応するのである。したがって、本当の意味でのコミュニケーションを行うには、相手の感覚に基く地図の理解を目指す必要がある。

(2)相手のフィールドに入る
相手の地図を尊重することは、コミュニケーションの根本条件である。

(3)相手の反応が自分のコミュニケーションの成果である
コミュニケーションは反応に意味がある。

(4)必要な資源(リソース)は全ての人が既に持っている
あとは、どの様に活用するかということだけ。

(5)いつでも現在可能な最善を尽くしている
人はいつでも、その時できる最高と思われる選択をしている。その選択は、自己防衛的であったり、変わっていたり、よくないものかもしれません。
しかし彼らにとっては、最良の選択なのです。そんな彼らには、よい選択を与えてください。
そうすることにより、彼らには選択肢が増えチャンスができます。

(6)全ての行動は肯定的意図によって起こる
全ての行動はたいてい何らかの役に立っている。

(7)誰かに出来ることなら、自分にもできる
あとは、そのやり方を知るだけ。

(8)失敗は存在しない、ただフィードバックがあるだけ
新しい学びをいつでも受け取れる。

(9)問題、制限とは、「チャンス」である
そこから学ぶことは大切な意図を知ること。

(10)うまくいかなかったら、別のことを試してみる
柔軟性があれば、可能性は無限に広がる。

(11)人はいつでも完全に機能しているもの
誰も間違っていないし、不完全ではありません。私達は完璧に戦略を遂行しています。
しかし、その戦略が効果的でない場合があります。それに気づいたら回りを見渡し、うまくいっている人から学習しましょう。そうすれば、戦略をもっと素晴しいものにすることができます。

(12)心と身体は1つの有機システムである
心と身体は相互に作用し、影響を与え合います。一方に影響を与えないでもう一方を変える事はできません。
考え方が変われば身体(行動)も変わります。行動が変われば考えや感情も変わります。

(13)何も選択しないよりも何かを選択したほうが良い
選択肢が増えるようにいつも考え、行動しましょう。選択肢が多ければ多いほどあなたは自由になり、影響力を持つようになります。